環境配慮型フィルムって、なぜ地球に優しいのですか? |
原料はトウモロコシ、サツマイモ、サトウキビ、タピオカなど家庭でお馴染みの植物です。
その他、稲わら、もみ殻、食品廃棄物、木屑も素材となります。
トウモロコシやサトウキビは痩せ地でも栽培可能で、地球緑化にも好適です。
バイオマス(生物資源)由来ですので、石油資源のように枯渇することはありません。
石油資源の節約・延命にも効果的です。
植物は光合成によって大気中のCO2を吸収するため、プラスチックにして使用後に仮に燃やしても、排出されるCO2はもともと生態系に存在したもので排出増にはならない。京都議定書でもこうした排出ガスはカウントされません。
2005年に開催された愛知万博では、会場内の飲食店で環境配慮型プラスチックのコップ、皿、ゴミ袋が使用され、通常のプラスチックを使用した場合と比較してCO2の排出量を720t削減したと発表。
世界最大のスーパーマーケットチェーン「ウォルマート」(米国)が2005年11月から、フルーツや野菜の透明ケースに環境配慮型プラスチックを採用すると発表しました。原料はトウモロコシですが、プラスチックケースにしてカットフルーツ・野菜、ハーブ、イチゴ、もやし、トマトなどの容器として使用します。さらにはパン、ドーナッツ袋やギフトカードも計画中です。年間1億ケース以上を使用することで、300万リットルの石油を節約し、温室効果ガス約5,000トンの排出削減が出来ると試算されています。
大津市に所在する長岡産業は環境対策で、地域社会の将来のために少しでも貢献出来る企業を目指します。